鬱にかかる様々なケースを把握することで適切な診断や治療を行なう

適切な治療を行なう

カウンセリング

鬱病の症状に似たような体調の変化を感じた場合、早急に心療内科へ診断に行くことが求められます。治療をスムーズに行なうには、正確な病院の選びが重要なポイントになります。心の病に関する医療機関には、様々な種類があります。一般的に広く使われる心療内科や精神科など医療機関は、専門的な治療を行なうために必要不可欠な機関ですが、はじめて診察を受ける人には抵抗を持つ人が多いのも事実です。
そのような人には、メンタルクリニックといった医療機関を利用することで、はじめての方でも気兼ねなく診察を行なうことができます。保健所や精神保健福祉センターでも、メンタルヘルスに対する相談窓口を設けております。
現在は鬱病の治療にも様々な方法が導入されています。かつては、抗鬱剤や精神安定剤などの薬物を利用した治療法が主流でした。しかし、薬物治療には副作用などの効果が強いため、現在ではカウンセリングをはじめとした、治療方針に移行する診療医院も増えています。カウンセリングは、患者の気持ちに寄り添うことで、不安感を解消させる効果が期待されています。カウンセリングを行なう医師によって効果にバラつきがあることから、カウンセリングを利用した治療方針を検討される際は、診療医院の選択が重要なポイントになります。また、神経内科の面から鬱病を治療する方法もあります。近赤外光を利用して、感情や思考を司る前頭葉や側頭葉の血流の状態を調べることで、鬱病の詳細的な診断を行なう方法です。厚生労働省から臨床検査として承認されていることや、数多くのデータを比較して症状の診断を行なえることから、診断の正確性の高さが伺えます。
近赤外光を使用した光トポグラフィー検査は、定期的に通院する必要があるカウンセリングと違い、検査にかかる時間も15分程度と短くスピーディーな診断を行なうことができます。そのため、鬱病の早期発見が可能になり、早急な治療を施すことができるのです。
電磁石を利用して脳に刺激を与えることで、脳の働きを正常化させる磁気刺激療法も高い効果が期待されている治療法です。記憶障害や激しい頭痛の後遺症があった通電療法とは違い、磁気刺激療法は脳の前頭葉にピンポイントで刺激を与えることができるため、後遺症や副作用の症状はほとんど見られないのがメリットです。
しかし、磁気刺激療法はそのメカニズムがはっきり解明されていないことから、日本では保険治療として適用されておりません。そのため、磁気刺激療法は保険適用外の治療法となり、費用が多くかかってしまいます。
専門的な治療の他にも、日頃の生活環境を改善することも大切なポイントです。ストレスをため込まない生活を心がけることで、鬱病を未然に防ぐことができます。また、適切な睡眠をとることも、心身にストレスを持ち込まない対象法として効果的です。安眠グッズなどを使用して質の良い睡眠をとることで、時間に余裕のない方にも適切な睡眠を確保することができるでしょう。
診療医に処方された薬を適切に管理・摂取することも重要なポイントです。自分だけで精神薬の投与を判断してしまうと、適切な治療の妨害になるだけではなく、副作用などの症状に苦しむ危険性があります。適切な管理が求められる精神薬は、自分だけで所有するのではなく、家族や恋人のサポートを受けることで適切な管理が行えるでしょう。鬱病の早期回復の為には、適切な治療を行なうだけではなく、周りが病気に関する正しい知識と理解を持つことが大切なのです。